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社会ニュースをつれづれに

社会ニュースをつれづれに

まず「全体を見渡して解答する問題」というのはどんなものかと言うと、
たとえば「――線A『……を思い浮べただけで、悲しくなった』、
――線B『もう悲しくなったりしなかった』とありますが、この一郎(主人公)の変化について
説明しなさい。」といったものでしょうか。

この種の問題は最後のほうに出題されて、受験生を困らせている場合が多いようです。
そして、こういった問題で合格点の答案を書くためには、「精読」の前に「速読」を行うことが大切です。
ここでの「速読」とは、「文章を速く読む」というのではなく、「文章を大づかみに読む」という意味でとらえてください。「速読」のやり方は非常にシンプルで、読んだあとで以下の二つのことを言えるようにするだけです。
(1)登場人物の人間関係は?
(2)何が変わったか?
「登場人物」が多い場合は、主要な登場人物のみをピックアップします。主人公を含め、せいぜい2~3人といったところでしょう。そして、彼らの関係を考えさせます。「親子」「友人」、あるいは「先生と生徒」といったところです。
そして次に「何が変わったか?」を考えます。ここで大切なことは、一つひとつの感情の変化などを追うのではなく、最初のほうと最後のほうで何がどう変わったかのみを考えるということです。変わったものは「気持ち」かもしれませんし、「人間関係」かもしれません。たとえば「最初は好きではなかったが、最後は好意を持ち始めた」ととらえるのです。ここまで言えたら、「なぜそのように変化したのか」の理由も挙げさせると良いでしょう。

さて、今回お話した方法と、今まで行っていた方法とは、どこが違うのでしょうか? それは今までの方法は、お子さまがすべきことが「多すぎる」ということです。
問題文は本に比べれば非常に短いとは思いますが、それでも多くの登場人物と多くの気持ちが出てきます。その一つひとつをとらえることは、子どもには最初はなかなか難しいのです。つまり一つひとつを考えていると「どれが大切なの?」「何が書いてあるの?」という状態になってしまうようです。「木を見て森を見ない」ということなのでしょう。
まずは大きく全体を考えるということで、「登場人物の人間関係」と「何が変わったか?」を考えさせ、物語全体の方向性をしっかりと理解させてください。そして例に挙げたような問題であれば、「気持ちがどう変わったか」と「その理由」を書けば良いでしょう。

私が物語文の授業を行う時は、必ず前述の二つを聞くことにしています。初めのうちはなかなか適切に答えられませんが、徐々に的を射た内容の答えが戻ってきます。そして慣れてきたら、物語を一文で説明させるようにします。つまり「○○の物語」にまとめさせるのです。
たとえば「(1)最初は好きではなかったが、(2)お互いの気持ちを正直に打ち明けることで、(1)最後は互いに好意を持ち始める、(3)友人(友情)の物語」というような一文ができ上がります。ここで(1)は「何が変化したか?」であり、(2)は「変化した理由」を示しています。そして(3)は「人間関係」を表しています。何回か指導すると、少しずつできるようになると思いますので「一文」も試してみてください。
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